当クリニックでは、『花粉症』(≒ アレルギー性鼻炎)の治療を行っています。
2025年シーズンは、2月上旬に九州から関東の一部で飛散開始となるようです。スギ花粉のピークは早い所で2月下旬から、ヒノキ花粉は3月中旬から4月上旬で、飛散量は、広い範囲で例年より多く、四国・近畿は例年の2倍以上の所もある予想でしたが、2025年1月20日現在ですでに離散が始まっているようです。
治療は、花粉症シーズン前から治療薬を内服することで、シーズン中の症状の増悪を防ぐことが可能です。当院では、その効果が期待できる薬剤(≒インバースアゴニスト作用のある抗アレルギー薬)の処方を開始しています。 花粉症でお困りの方は、なるべく早めにご相談ください。
ハイシーズン中は、抗アレルギー薬の内服だけでなく、鼻汁・鼻閉には点鼻薬、目のかゆみには点鼻薬なども治療も並行して行います。小児科で対応できる範囲の治療を行います。鼻閉が強い方には、抗ロイコトルエン受容体拮抗薬も併用します。お困りの症状があればご相談ください。(いずれも、『鼻アレルギー診療ガイドライン』に準じた花粉症の治療を行っております。)
もちろん、花粉症の治療は、内服治療だけでなく生活様式への介入も大切です。症状が強い方は、マスクをする、メガネやゴーグルをする、帰宅後は玄関で良く花粉を払ってから家に入る、帰宅後すぐにシャワーを浴びて花粉を落とす(顔を洗う・うがいをする・鼻をかむ・鼻洗浄する)、布団は外に干さないなどの対応もしてゆきましょう。
花粉症の症状を出来るだけ軽くしたい!!という方は、花粉症シーズンが終了したら舌下免疫療法という方法もあります。当クリニックでも可能です。ご相談ください。